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あー、動きました。結局ソースの変更なしで希望通りの動作が得られていると思います。*1 いやぁ、コンパイルオプションがどうのとか「(この拡張パックでは /etc/{passwd,shadow} とか NIS とかを見るようになってると思うんだけど)」とか書いてしまいましたが、ちゃんと ~/.apop を見てくれてました。yuujiさん、間違った情報を書いてしまって申し訳ありません。m(_ _)m これならプレインテキストでの認証でも安心です。
後ほど情報をまとめて書き込みます。
*1 telnet hoge 143 で動かしてみただけで、IMAPクライアントでの動作はまだこれからですが...
どれみも終わっちゃいますし、ギャラクシーエンジェルは朝みたいなテンション低い時に見るものじゃないので(録画して夜見てます。つーか、どれみもテンション低い時に見るもんじゃないかも)、日曜日はハロモニで目を覚ましておいて、ムチャ修行で優香とビビアンに萌えるというのがこの頃のお気に入り。
うう、これでもまとめたつもりなんですが・・・
先ずはUW-IMAPDてんこもり拡張パックからフルセット(2003.01.12の時点では imap-2002-qmav.2 です)をダウンロードして展開しましょう。 次に docs/CONFIG の Example 2 に従って
% cd src/osdep/unix/ % cp env_unix.c env_unix.c.orig % vi env_unix.cで mailsubdir の行を
static char *mailsubdir = "UWImap"; /* mail subdirectory name */とかに変更。(デフォルトの設定でよければ直さなくてもいいんですが・・・ 私の主観としてはこうした方が気持ちいいです。各自で判断して下さい。)
引き続きましてコンパイルです。
% cd ../../.. % make slx SSLTYPE=none % cd c-client % make clean % make slx SSLTYPE=none % cd ../imapd % rm imapd % make
何故か二行目の make slx SSLTYPE=none が終わった段階で出来上がってる imapd のバイナリは LOGINDISABLED になっていて STARTTLS しないと先に進めないです。多分何らかの理由で SSLTYPE=nopwd になってしまっているんでないかと思うんですが、その理由が devimg_1.3 に含まれている make のバグか、Makefile の typo か何かか、私自身の大カンチガイなのかはよくわかりません。*1 SSL/TLS 経由のみで使われるのなら OpenSSL をインストールした後に、 make slx だけでうまくコンパイルできると思います。*2
なお、make slx SSLTYPE=none ですと、ログインパスワードでもAPOPパスワードでもログインできちゃいます。メールパスワードとログインパスワードのより完全な分離をするには、ちょっと卑怯っぽいですが二筈所のmake slx SSLTYPE=noneを「make lnx SSLTYPE=none EXTRALDFLAGS=-lcrypt」と読みかえて実行してあげればログインパスワードでIMAP認証を禁止できるようですよ。(^^;) (/etc/passwd を見に行ってるんでしょうか?) そうやって作った imapd をこちらに置いておきます。
で、そのままインストール。
% su # cp imapd /usr/local/etc/何で /usr/local/etc/ なのかとも思いますが、/usr/local/etc で困る訳でもないからとりあえずドキュメント通りにしておこうかと。
で、次は inetd 関連。
# vi /etc/services にて imap 143/tcp を追加。
# vi /etc/inetd.conf にて imap stream tcp nowait root /usr/local/etc/imapd imapd を追加。ご希望でしたら tcpd を介してやって下さい。で、
# kill -HUP 'inetd の pid'してあげます。
順序が逆かも知れないけど、 APOPパスワードの設定をしましょう。 再び imap-2002-qmav.2 のディレクトリへ移動してから、
# vi apoppasswd で一行目をperlのパスに書き換え、 # chmod a+x apoppasswd deapop # cp apoppasswd deapop /usr/local/bin/してから、
# exit % rehash % apoppasswdしてパスワードを入力します。
が、実際には apoppasswd のやってる事は ~/.apop にパスワードを素のまま書いているだけなので、vi ~/.apop して chmod 600 ~/.apop するだけでもいいです。(perl を入れたくなければ、apoppasswd も使わずに済ます事もできるという訳です)
えっと SL-C700 で上記の imapd を動かしておいて、ザウルス上のメールを IMAPクライアントで見る話です。
QMAIL for Windows 2.0.10
MTA の qmail ではなく、MUA の QMAIL です。SMTP/POP3/IMAP クライアントです。Windows 2000/XP/CE 上で好んで使っていたりします。特に設定なく imapd からメールの取り込みはできました。メール削除のマークも付けられます。
が、削除マークの付いたメールの物理的削除*1ができません。これと同じ理由なんでしょうが、Inbox内のメールを他のフォルダに移動できません。コピーはできますし、Inboxへの移動はできます。
で、imapd のコンパイルでミスったかとも思ったのですが、telnet zaurus 143 して EXPUNGE コマンドを手動で実行してあげるとちゃんと物理的削除できたりしますんで IMAPサーバの動作として間違っていないと思います。んー、QMAIL はどういうコマンドを発してるんでしょうか。蛇足ながら、 IMAP サーバが Courier-IMAP の場合には削除できます。
WanderlustのFAQページにも書いてありますが、Maildir対応UW-IMAP(つまりは imapext)には対応していないそうです。がっくし。
ただし Zaurus 上の Wanderlust なら Maildir をそのまま読めばいいんです。
メール
正式名称は知らないですが、SL-C700に付属の「メール」です。IMAPサーバに「127.0.0.1」を指定するとちゃんと取り込めます。
削除は一見機能しているように見えますが削除フラグを立てると一覧から見えなくなるだけのような。(^^;) ま、仕様としてアリですね。
Netscape 7.0 の Messanger
QMAIL と同じような感じ。ただ、Netscape ではファイルの削除でエラーメッセージを出してくれまして、それによれば COPYコマンドを実行する際に maildir が valid な mailbox ではないとの事です。
んー、コンパイルの問題ですかね、メールの削除や移動ができないってのは。もうちょっと他の環境での確認もしないと、ですね。
*1 と言ってもSDカード上の情報の書き換えに過ぎないので「物理的」という言い方には抵抗を感じるんですが(^^;) 他にうまいいい方はないんでしょうかね
SL-C700(imapext-2002-qmav.2)とFreeBSD 4.5(imapext-2001a-qmav.4)で様子を見てみましたが、どうも Maildir 形式のメールボックスからは Maildir 形式のメールボックスへのコピーしかできないっぽいです。うーん・・・
という訳で imapext の設定で新しいフォルダを作る際には Maildir を作るようにすればコピーはできます。が IMAPクライアントによってフォルダの中身がそれに応じて反映されるかどうか等が異なるようです。
Wanderlust では Maidlir 形式のメールボックスは読み書きできるので、一応整合性は取れますが・・・どうもいま一つな気が。
うまい方法が見つかればまた書きます。
えー、結局風邪、というかインフルエンザは治っていないので布団の中から思い出した事を補足してみます。
対象が Maildir形式のメールボックスであればコピーコマンドに関してエラーが発生しない旨については上で書いたのですが、Trashフォルダを Maildir形式で作成しなおしてあげれば Netscape 7.0 の Messanger ではエラーなくメッセージの削除も可能なようです。わーい。
また、Maildir形式のメールボックスへのコピーや移動(実質はコピーと削除)も今のところ問題ないように見えます。namespace "#mh/" 以下のフォルダも購読(subscribe)してあげれば MH 形式のメッセージも読めますのでちょっと気持ちいいんですが、MH 形式のメールボックスへのコピーはやっぱりエラーにより行えません。
んー、Wanderlust@SL-C700 では MH 形式を使わずに Maildir形式のメールボックスだけでメールを管理してあげて、外部からは Netscape Messanger を使えば幸せになれるのかな? しばらくの間、そんな方針で運用してみようと思います。
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