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3TBのHDDと一緒に買ってみました。iPhoneとかAndroidからでも家にある動画を再生できるとかのモバイル用途でよく宣伝されていたりしますが、それよりもオンラインの個人用ストレージということで。
そもそもは去年のMobileMe及びそのサービスの一つであるiDiskの終了から端を発っしておりまして、他の用事でも使うからMobileMe契約したのにおまけでiDiskも付いてきたという感覚でしたので、おまけで20GBはお徳って感じでバックアップに近い感じで使っていました。
使い勝手としてはDropboxがやっぱり一番便利だなーと思ってたので。
で、iDisk終わっちゃうので色々試したりしてるんですが、どうせ新しいサービスやるんなら50GBとかでもちっちゃいなーとか考えてしまったり。実質容量無制限(自分で用意したHDDを使える)ということでは、Windows Live Meshとかもいいサービスなんですけど、Macで使うにはファイル名の制限とかで微妙に使いにくいなーとかも。
で、Pogoplug。前から勧められてはいたんですが、いやいや、iPhoneで使うんじゃなくて、あちこちのMacで使っている作業ファイルを同期したいんですって感じであまり乗り気じゃなかったんです。
が、調べてみたら(Windowsはもちろん)MacやLinuxでもファイルシステムとしてPogoplugに繋いだ自分のHDDをマウントできるらしいじゃないですか。ファイルの読み書きに専用アプリケーションを介す必要があるとかじゃなく。で、更には、どうやら同期機能も付いてるっぽい。Dropboxみたいに履歴まである訳じゃないでしょうが。という訳で俄然興味が。
そんな訳でPogoplugの新型、Pogoplug Mobileが発売になった昨日、急いで仕事を切り上げて閉店間近のショップに駆け込み、3TB HDDとPogoplugを購入したという次第です。3TBの自分用オンラインストレージ、同期機能付き。わーい。
まだセットアップしたばかりなので思っていた通りに使えるかどうかは、これからの話ですが。
ISPがグローバルIPを複数割り振ってくれるので、Pogoplugに普段使い用のアドレスあげてました。P2Pだったら最初の認証はPogoplug社のサーバ通すけど、その後の通信は実質自宅の中だけで完結しちゃうんじゃないかなと思って。
やってみたら、おっそいおそい。通信はサーバ介してるんですね。インターネットへのアクセスに支障をきたす程じゃないけど、ファイル同期がいつまでたっても終わりそうにないので、自宅LANの中の設置に変更しなおしたところです。
「Pogoplug P2P」でぐぐるとP2Pじゃないって情報出てきますねー。事前の調査不足です。ま、実質問題ないんですが。
Android版でちょっとバグっぽい挙動があった*1ので確認のためにTitanium Mobileのソースコードいじって挙動を見てみる実験。変更内容はともかくビルドの手順だけはちょっとメモしておく。ちなみにMac OS 10.7 Lionの上で作業。
ソース持ってくる。この辺とか。
SConsをインストール。 $ sudo port install scons
PyYAMLをインストール。 $ sudo easy_install pyyaml
Titanium Mobileのディレクトリにcdして、
$ ANDROID_SDK=/your/android/sdk/path ANDROID_NDK=/your/android/ndk/path scons
以上。さすがにビルドに時間はかかるよ。さて、来週動作を調べて、iPhone版の挙動やドキュメントと見比べて、バグとして報告に値するかどうか考えよう。
*1 いや、Android版にバグっぽいのはいっぱいあるんですが、見逃せない致命的なものだったので…