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twitterに情報出したら日記書いた気になって日記の書き方を忘れてしまいそうな今日この頃です。というか、このアドレスでの日記もそろそろ潮時かもです。サーバ自身はともかくとして、ドメインを変えなきゃいけなさそうです。準備ができたら報告させて頂きます。
スマートフォンアプリ開発者とデザイナのための総合情報誌。献本頂きました。ありがとうございます。
中を読むまではiPhoneやAndroid、Window Phoneの内部構造の比較からプログラミング言語の違い、ユーザーインターフェースの考え方の違いなどに書かれた本なのかなと思ってましたが、冒頭の第1特集「どうしてデザインと開発は両立できないのか?」がその部分でした。あ、プログラミング言語の話はなかったでした。
ちょっと前までは「異なるプラットホームでも同じアプリで同じ使い心地を実現するにはどうしたらいいんだろう」的な話が多かったのですが、最近は「プラットホームごとに設計思想が異なるのだから、アプリもプラットホームごとに設計(デザイン)が異なって然るべき」って意見がよく聞かれるようになりましたっけ。この第1特集でもその考えを基本にしているようです。個人的にWindows Phoneにもちょっかいを出したいと思いつつ、(端末買っただけで)なかなかアプリ作成まで手が回らないままなので、Windows Phoneのアプリデザインの話がおもしろかったです。*1
第1特集のChapter 3, 4がむしろこの本の本論なのかな〜と読んでて思いました。プログラマとデザイナ*2が何を意識して共同作業していくのか、どういった手順やツールを使えばその共同作業がうまくいきやすいのかといったような話。
他の方と対等に、あるいは他の方をコントロールしての作業って大変ですよね。コントロールされる側は、体力的にはしんどいかも知れないけど、責任感の意味でしんどい思いはあんまりしなくて済むけど。相手を完全に理解することなんてできやしないのだけど、立場の違うチームメンバがどういう哲学というか行動原理で動いているのかできるだけうーんと想像できた方がいいんでしょう。Chapter 3, 4を読むと、その辺りの想像のヒントがより増える感じがします。デザイナさんとのやりとりを思い出して「あぁ〜っ」ってなることも。(ぉぃ)
あと、スペシャルゲストのコラムも面白かったです。特にadamrockerさんのとクレイジーワークス村上さん*3のが印象に残りました。adamrockerさんはねー、当たり前の事を書かれてるんですよ、いや、ホントに。でも、その当たり前の先に真実がある的な、ずしんと来るものがあるのです。一方の村上総裁のコラムは「ウケるスマホアプリを作りたかったら、オッサン上司よりキャバ嬢の意見」というタイトルで、まぁ、なんというか、いつもの村上節だなー、ニヨニヨしながら眉をちょっと濡らして眺めるかーと思って読んでみたら、なんとまぁこれが、役立つことを書いてらっしゃるんです。悔しいけどやっぱ読ませるの上手いです。
考えたけど思いつかないのでオチはないです。