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ランチ食べててふと思いついた戯言。
「独占よくない、ライバルいないと業界そのものが腐る」というのは以前から持っていた考え方でした。NTTしかり、MS Officeしかり。そういう視点から「Android、もっとがんばれ」とは以前から言ってたものですが、最近は「がんばれ」なんて言わなくてもAndroidの勢いがいいですよね。iOSもうかうかしてらんないのはiOSにとっても良いことだと思います。
最近、特に個人的に意識するようになってきたのは、脱獄欲に対する息抜き空気抜きでしょうか。ソースもかなりの部分が公開されていたりしてAndroidの方が脱獄(root有効化)しやすいということやら、脱獄済みのDevPhone1やらが当初から販売されていたことも、「Androidと言えばroot化」という風潮に繋がっていたのでしょうが、「それでもiPhoneの方がハードウェア的に魅力的だから」ということでiPhoneも積極的に脱獄されてきたと思います。これが、ハードウェアもデバイスドライバもAndroidの方が魅力的な場合も増えてきたので、「脱獄と言えばiPhoneよりもAndroid」ってなりつつあるんじゃないかなと、主観ですが、感じてます。
iPod touch等の脱獄やらで得られる技術情報は他では得難いものであり、その恩恵も受けていますし、iOSに足りない機能を追加して使うというものを否定するものではありません。Androidについても、そういう使い方を否定するものではありません。
ただ、本来は、各々のプラットフォームで、セキュリティに対する考え方があり、その枠組みの中だけでも便利に使えるようであるべきだと考えています。メーカー保証のなくなる脱獄前提であれば、一般消費者にメーカーが使いこなしを提示できませんし、企業は情報漏洩が怖くて導入できません。私個人としての感覚としても、自分が管理できる範囲、例えば、毎日会う家族の機器を脱獄させることはありえると思うんですが、年に数回しか合わない親戚やら、職場の同僚などには「そういうのも確かにあるんですが、オススメしないですよ」というスタンスです。
そういう中で、iOSについては「脱獄しないのがむしろ普通」というか、「脱獄なにそれ?」的なユーザが多くなってきたのは、Androidのおかげもあるのかなと思ったりとか。