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FMR-50NB1で親指シフトを覚え、FM-TOWNSを経てOASYS Pocket 3まで幸せな親指シフト生活を送っていました。INTERTopも親指シフトモデルを使いましたが、OASYS Pocket 3に比べて微妙に不幸な親指具合でした。富士通の純正品ですらこれか、という事で親指生活を続けるには自分でIMEを使うOSに合わせて開発する事を覚悟した契機かも知れません。その名残りがこのサイトの最初のコンテンツであるNIK-Code for Macintoshという訳ですが、それは別の話。
SKKの方はSun OSの上のEmacs上で使い始めたのが最初でしょうか。こっちはそれなりにユーザがいましたし、Emacs Lispだけでも動く可搬性も考え、親指シフトが使えなくなった時の備えに併用を継続していました。
先に挙げたINTERTopでもDEmacsの上でSKKを動かし、モバイル機の上でSKKを使うのも現実的なものだなとの感想を持ち、やがて親指シフトからは離れていきました。
SKKは実際にそれなりに根強いユーザがいて、可搬性も高く、親指シフトのようなハードウェア上の制約もないためでしょうか、Aqua SKK, UIM-skk, skkimeなどにより多くのデスクトップ環境の上でSKKを使う事ができています。幸せな事です。ちなみにMeadowを含むEmacs上では今でもEmacs Lispベースのddskkを使っています。
シフトキーを多用するのがSKKの特徴の一つかと思います。右シフトを使わずにSKKを使うという方もいらっしゃるようですが、私の場合は右シフトがないとSKKをまともに使えません。通常、問題になる事はないのですが、モバイル機器では実は右シフトがない機器もあったりします。でもLinux Zaurus、特にSL-C700系やC3000系では右シフトもちゃんとありましたのでEmacs上でSKKを使えて幸せでした。*1
HTC G1も使ってみるとあのちんまりとしたキーボードにちゃんと右シフトも入ってます。(右altまであります。) でまぁSKKが移植されているのを知った時の喜びと言ったらもう。
使い慣れたIMEが載っているか否かの差は、日本語入力をする際に決定的なようで、SKKをG1上で使うようになって以来、G1の使用頻度はぐんと上がりました。twitterのような短かい文の入力には時に便利に感じます。*2 使っていませんが、SMSやIMとかもG1でできると便利なんでしょうね。
まぁこれが目新しいから楽しくて使っているだけなのか、それとも本質的に他(iPhoneやtype P)を押しのけて便利なのかの判断には、しばらく使ってみないとわからないってのはありますが。