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まぁ色々とやる事多いです。そろそろ時差ボケも完全に直ってしまいそうで… 日本に帰ったらまた時差ボケ確定のようです。
今日の午前(今は現地時刻で朝の6時半)はちょっと作業する時間を取れそうなので、そこでどこまでできるか…
一度入力した筈のスケジュールが消えていました。サーバー側の問題でしょうか。いずれにせよ、この手のトラブルは致命的ですので再発防止をお願いしたいところです。
● しかしまぁ折角契約したのに半月近くも回線を使えないのはもったいないなぁ>iPhone 3G
技術的に繋げる事は可能だけど、SoftBank/Apple側でそれを検知する事もまた技術的に可能だと思いますよ。だとすると、ルータ化したiPhoneからの通信をパケット定額対象外と一方的に宣言してくるのもSoftBankならやりかねませんというのが私見です。SoftBankというキャリアは尖った戦略をしかけるのと同時に隙間を突いてくるユーザーに容赦ない印象を持ってまして、Willcomやdocomoと違うところではないかと思います。そしてAppleもそういう事をやりそうなメーカーです。
ハードウェア製造元、OS提供元、そして通信キャリアが全部別々で通信内容やインストールされるアプリケーションのコントロールができていないXシリーズとは話が違うと思います。iPhoneはAppleがOSもハードウェアも作っていて、正式な署名がされたアプリケーションしか認めていません。この状況では、どのユーザーがどのアプリケーションでどういう通信を行っているかの分析が十分に可能でしょう。jailbreakされたiPhoneからの通信かどうかは判別できなくても、jailbreakしないとインストールできないアプリケーションからの通信かどうかぐらいは判別できそうなものです。
いや、この辺りは注意した方がいいと思いますよ。ホントに。
ちなみにスクリプト言語とかがAppStoreで配布禁止なのは、ルータ化が容易に可能だからというのも理由の一つにあるんでしょうね。RubyなりPythonなりPerlなりJavaなり、何でもいいですけど、どれでも動けばその上でルータは簡単に作れます。配布されてなくても自分で書いても一日ぐらいでプロトタイプが動きそうなぐらいには簡単です。FLASHについても同じような理由なのかなぁと想像しますが、こっちは書いた事ないのでよく知りません。スクリプト言語が使えないのは残念ですが、何とかならないものですかね…
話のネタはこちらの記事でして、まぁ、ある側面から見るとその比喩はわかりやすいし、そう外れてもいないかなと思ったりします。まぁ比喩はしょせん比喩ですが。
で、脳裏をよぎったのはまさにワープロからパソコンへの移行期に感じた事。おっさんの思い出話ですが。
いや、正直なところ、皆がパソコンを使うようになるってのは、最初、皆が日常生活でプログラミングをするようになるって意味かなと激しく勘違いしていた事もあります。いや、これはそんなに無茶な話だと思ってなくて、例えば書類作る作業にしても料理レシピを探す作業にしても、使い捨てスクリプトを書いて、ちょこちょこっとやや多めの情報を整理しつつ作業をするとかって、日常生活で行うし、そういう事をほとんどの人もするようになると素敵だなと本気で思ってました。
まぁ、もちろん現実にはそんな事にはならなくて、一行のスクリプトでさえ書いたことのない人が体勢を占めると考えられる今の世の中な訳です。そんな情勢が見えてきて、「いや、パソコンの普及は危険だ」と思うようになってきました。自由度が高いって事は逆に自主的に動かす人でなければ全然使えないって事でもあります。一部の「動かせる人」への負担が過剰になるのではないかと感じられてきたのです。*1 パソコンじゃなくてもいいけど、「ネット専用の端末」とか「年賀状用の端末」とかを普及させた方が世のため人のためなんじゃないかと周りを口説いた事もあったりしましたが、焼け石に水でした。その後、パソコンの普及によってパソコン自身の値段も下ったりして恩恵を受けたり、それなりにプログラミングの裾野も広がったりして、「これはこれで良かったね」と思うようにはなったものですが。
でまぁ、専用機の世界が続くのか、パソコンに置き換えられた世界になったのか、どちらがより素晴しい現在になったのか、正直なところよくわかりません。
同じような理由で、皆がiPhoneのようなネット端末を使う未来が素晴しいものかどうかについてもどっちとも言えずにいます。
*1 そしてそれは現実となりました。