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例えばどう考えてもadvanced esやem oneはネット端末として今でも魅力的なスペックを備えているんですが、いや、今でも実際に両方とも魅力的なんですが、入手して自分のものとして最初に触ってみて「あ〜、やっぱりこんな感じね」というちょっと語弊を恐れずに言うとガッカリ感のようなものがあったりしました。でもemonsterはそれが少なくて、むしろ「あれ、予想よりいいじゃん」という感が上まわる気がしています、今のところ。
iPod touchと似たような感覚かも知れません。スペックもわかっていて、jailbreakするとどこまで自由になるかもある程度わかっていて、ああ、こんな感じだろうなという想像はしていたものの、実際に入手してiPhotoと連携させたりSafariとかjailbreakした結果の種々のものを使ってみると「うわ、予想してたよりすごいわ」と感じさせられてしまったところなど。
いや、もちろんadvanced esやem oneを作ってるSHARPの技術力が劣るとかいう問題ではないんでしょう。実際、例えば液晶は素晴しいです。advanced esやem oneはピクセル数が多くてどちらも800×480な一方で、ipod touchは480×320だったりemonsterは320×240だったりで、例えばGoogle Mapsのようなもので比較すると情報の濃さなんかには素晴しいものがあります。でもウェブブラウザを使う時にはipod touchやemonsterの方がむしろ快適なんじゃないかと思ってしまったりします。液晶解像度で言えば「日本語端末でQVGAなんて実用上ダメ、せめてSL-C700と同じVGA程度ないと」と思っていた時期もあります。が、ipod touchやemonsterのようにVGAに満たない端末でも結構快適だったりします。少なくとも一年前にVGA未満に対して持っていた印象とはまるで異なります。
ブラウザやフォントの問題も大きいでしょうし回線の問題もあるのでしょうが、じゃぁ例えばem oneでNetFront使ったらemonsterやipod touchよりも快適かと言われれば、正直そんな事はないと思います。あれれ?
じゃぁCPUの速度の違いかなと思うとadvanced esがPXA270の520MHz、em oneもPXA270の520MHzで、実はipod touchやemonsterより速い。あれれ?
まぁトータルでのバランスなんでしょうか。ユーザーの嗜好に合わせて仕様を決めるというのも大事ですが、「これが使いやすいんだ」と信念のもとうまく割り切って仕様をデザインしていくというような。ま、これがうまくいかないと一部SONY製品みたいな事になりがちで、難しいところですが…
まぁWMWifiRouterでネット接続するというようないつものような話は今回はちょっと置いといて、モバイルGoogleマップを起動させたまま ぼ〜っとしているところです。縮小率を上げておかないと風景が飛んでく勢いで地図情報も飛んでいってしまいそうなので、ちょっと縮小率を上げておいたまま、名古屋から新大阪まで放置してみました。
いや、何をする訳でもなくただぼーっと眺めたいなと。ま、必要に応じてネットへの接続環境が欲しくなればWMWifiRouterを起動させればいいだけですし。
ま、夜でしたので、衛星写真と風景の比較で楽しむってのはいまいちできないのですが、リアルタイムに今渡っている河の名前がわかったりとか、ああ、あそこに地図と同じようにサンクスがあるとか… ま、しょーもないですが、時にはこういうのも楽しいです。
衛星は大体コンスタントに5〜8個把握しているようです。あと、AutoConnectのおかげで駅でちょっと停車時間が長めだとちゃんと回線を切ってくれるようです。列車が動きだせば再接続してくれるのはもちろんこれまで通り。トンネル入ると止まっちゃってトンネル抜けるとするするっとワープしたりってのもかわいらしいじゃないですか。
あとはぶるじょわまっぷの偉大さと先見性に思いを馳せたり。ぶるじょわでなくても大丈夫になりました。