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数年前からちっちゃいデバイスをT90Chi, GPD Win, GPD Pocket, POMERA DM-200などを買って何をやってたかとを、大きいところで言えば、
でした。UE C++本の執筆は無事に終えたので、当面は趣味プログラミングが主な目的になります。
その作業では、C++とRubyのコードを開いたままGDBでで動きを追うといった作業をしたりするのですが、GPD PocketでもDM-200でも画面が狭く感じるようになってしまいました。それを解決しようとしてMacbookの購入を検討したものの、C101PAを買ったのでした。安いし、期待通りのこともできそうなので日々持ち歩いています。
利用するシーンは通勤電車の中です。座れることが多いので、隣の人との余裕があればノートPCのように開いて作業しますし、余裕がなければタブレットモードで本やウェブを見たりします。この記事も部分的に地下鉄で書いています。
ついこの間まで「ChromebookってChromeしかないんでしょ? Linuxも入れられるらしいけどインストールがチョー面倒なんでしょ?」って思っていて、あんまり使ってみようと思っていませんでした。ところがウェブで調べてみると予想以上に色々なことができそうなので買って試すことにしました。特に「Androidアプリが動く」「chrootで普通のLinuxが動作する」の2点が決め手でした。
Androidアプリが動く:
これまで電車で座れた時に「iPadで読書する」ことが多かったのですが、同じことがタブレットモードのC101PAできるので荷物を減らすことができました。よく使うKindle、Google Playブックス、COCORO BOOKSはAndroidアプリ版が期待通りに動いています。まぁ画面の細かさはiPadに劣るので、そこは妥協点ですが。
読書以外にはEvernoteやTwitterとかもAndroidアプリで使ってます。
chrootで普通のLinuxが動作する:
標準ファームウェアのままでもデベロッパーモードになるだけでBashに降りられます。当初、それすらも知りませんでしたが、Chromebrewでemacsやgcc, ruby, python含めて色々使えるようになると知ってC101PAを買う決断をしました。
とは言え、結局Chromebrewの環境には微妙な使いにくさを感じてCroutonを使うことにしちゃいましたが。
Croutonは、chrootを使うことでChromeOSのカーネルは利用しつつもUbuntuのアプリケーションを利用できるようにする仕組みです。これの何が嬉しいって、他のChromeOS用Linux環境に比べて以下のような利点があることです:
当たり前ですが、gccもgdbもrubyもpythonもemacsも使えます。自分はCLIでしか使うつもりがないので、Crosh Windowsの中で「$ sudo enter-chroot」して使ってます。*2 ストレージが16GBしかないのでcroutonインストールすると厳しいかなとも思いましたが、自分の使い方なら今のところ大丈夫みたいです。