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リンク先の記事を読んでうーんと考えてしまいました。スペックの優劣でモバイル機器の良さは決まらないと、これまでにそれなりに多くの機器を使ってきてわかっていたつもりですが、Kindle Fireをちょっと軽く見ていたかもと認めざるを得ません。
「デジタルメディアを消費するための機器としては、性能優秀でしかも格安。」
なるほど、ここに注力して設計されたデバイスは強いでしょうね。
さて、Honeycomb以前のGoogleは、ユーザーインターフェースの部分も積極的に引っ張っていい色に染めてくれるベンダを探してたんだろうなと思う訳ですが、Kindle Fireがそれに相当するのかも知れませんね。それ自身はGoogleにとって喜ばしいことであり、Androidが売れることよりもそれによりモバイル機器からの検索が増えること(モバイル機器から得られる情報が増えること)の方がGoogleにとっては好ましいことなんだろうなと思うと、やっとGoogleの理想とするAndroidの戦略に乗ってきたのかも知れません。ちょっと遅かったけど。
たとえKindleシリーズがAndroidの代名詞のような形になってしまったとしても。
ただ、そのベンダが携帯電話メーカではなく、クラウド商売・広告商売で強力なライバルであるAmazonだというのは、やっぱりGoogleにとってもひやひやもんじゃないだろうかとも思ったり。