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シトのかたち


2015年、使徒・イロウルは国連某機関に侵入し、システム全体の物理的 クラッキングを試みる。 ここではイロウルが量子電脳の要素を含んでいる証拠を挙げてみよう。

  1. 赤木リツコ博士の使徒の物理的性質に関する言葉: episode 5 にて 「使徒は粒子と波、両方の性質をそなえる光のようなモノで 構成されているのよ」と赤木博士は発言する。 (我々は使徒の専門家ではないので、第一人者である赤木 博士の言葉を受け入れるべきであろう。) この言葉で、使徒がマクロ系に関しても 量子力学的状態(以下量子状態と記す)で存在しているとして問題ないと考えられる。 量子状態のマクロ系が存在すれば、量子電脳など実現したようなものなのであ る。
  2. イロウルの計算速度: 日向マコト氏曰く「これは人間技じゃないぞぉ」 episode 13 に於いて サブコンピュータへの接触から始まったイロウルの進撃は恐しいまで の速度である。 保安部のメインバンクにアクセスから侵入まで10秒にも満たない。 (恐らくサブコンピュータ内の情報からメインバンクへの侵入方法を 分折していたのであろう。 ちなみにサブコンピュータへのハッキング開始から保安部メインバンク 侵入まで約一分である。) 保安部メインバンク侵入からMAGIの接触まで約30秒、 そこからMELCHIORの乗っとりまでわずか7秒。
  3. 計算速度に見られる傾向: 青葉シゲル氏曰く 「パスワードを走査中。12桁、16桁、ディーワードクリア。」 注目したいのは桁数が増えても計算速度が落ちずに、 次々と計算を続け、そしてクリアしていくところである。 通常の計算機では桁数の増加は大いに速度を低下 させる。 それに対して量子電脳では桁数の増加が計算速度をそれ程低下させない 場合もある。 (それが量子電脳が暗号解読に強い理由です。) 逆に言うと桁数が増えても処理速度が低下しない事が 量子電脳の特徴と言える。 つまりイロウルは量子電脳の仕組を取り入れているに 違いないのである。

言葉の説明です。


[量子電脳]