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個人的見解

さきら, 1997.11.15
形而上電脳科学教室がお届けする『量子電脳オリジスタン』の中で、補足すべきと私が個人的に判断した事柄を述べていきます。

量子電脳とは何か

  1. 現存しません。(^^;   ただ、存在すると本当に凄い事になっちゃうんで、世界中の研究者はが頑張って造ろうとしてるのはホントです。ただ、「量子計算機は机上の空論だ」と断言する研究者も少なくありません。
    (1998.5.5) とか書いてますが、去年の夏頃に試作機が英国と米国で作られ、起動実験に成功したそうです。 恐い世の中です。
  2. ログインパスワードは公開鍵暗号は関係ないです。『スニーカーズ』って映画を観てもらうと暗号の無効化が何をもたらすかを想像できると思います。えっと、むやみに呷ってますが、単なる脅しで、量子電脳が出来てもそんな事にはならないでしょう。(^^;

2015年には量子電脳が存在している

  1. 「それ」は言うまでもなく「新世紀エヴァンゲリオン」です。
  2. 取り敢えず「確信」しないと話が前に進まないんです。

シトのかたち

  1. 私達は確かに使徒の専門家ではないけど、赤木リツコさんの専門が使徒かというとそれも違うんでないかな。(^^;   ま、『宇宙戦艦ヤマト』の真田さんみたいな存在ですから。
  2. 多くの計算は恐らく量子電脳を使うより現在の方式のコンピュータを使った方が早いと思うよ。
  3. 公開鍵暗号を解くのにかかる時間は桁数が増えても計算速度が落ちないってだけの話なので、普通の計算では量子電脳だってやっぱり遅くなるでしょう。

量子電脳は既に存在する

  1. これを書いた時点で「量子電脳を用いて15の素因数分解に成功した」との噂を聞いていたのでこのように書いたのですが、勘違いだという事がわかりました。1997.11.15現在では15の素因数分解ができるような量子電脳は存在しないんじゃないでしょうか。蛇足ですが15=5×3という訳で、素因数分解の答えは "3×5" です。
  2. 「量子電脳を使えば素因数分解の計算は 現実的な速度で行える」というのは「量子電脳が現実的な速度で動く」事を仮定しています。1クロックに1ヶ月かかっていては実用的ではないでしょ。で、量子電脳の性質を考えると「1クロックに1ヶ月」というのもあながち冗談でもないんです。(^^;



「DNA電脳」に補足する事はありません。